悩み事やもやもやを解決したいなら本屋に行こう

悩み事やもやもやを抱えている方には、本屋に行くことを強くおすすめします。

本を読む人がえらい、賢いとは全く思っていません。
ただ、読まない人より得をしているとは感じます。

なぜそう思うかというと、私は本屋にまめに足を運び出してから3年ほど経ちますが、確実に自分の心に良い変化が起きていることを実感しているからです。

3年前の私は毎日の生活に限界を感じ、仕事を辞めたいと思っていました。
2年前に良くも悪くも変わりたいと思い仕事を辞め、無職になりました。
時間があまり読書する時間が増えだしてからは、お金はなくても心が安定し、無気力だった自分が変わっていくのを客観的に見ているような不思議な感覚を持つようになりました。

在宅でのお仕事などできることが少しずつ増え、試行錯誤しながらもフリーランスを続けて2年目に入りました。
牛歩ですが前に進めていると感じるので、シェアしたいと思います。

電子書籍ではなく図書館でもなく本屋が良いと思う理由
占いやカウンセリングよりも本がおすすめな理由
行きつけの本屋は複数持つべき
本で悩みを解決するための注意点
本屋は新しいセラピー

電子書籍ではなく図書館でもなく本屋が良いと思う理由

なぜ本屋がいいのか、電子書籍や図書館ではだめなのか？
もちろん電子書籍でも、読み放題などのサービスもあって気になってはいます。
悩みや解決したいテーマが具体的にある人は、電子書籍で探す方が手間もかからず早いでしょう。

ただ、「なんとなく気分が浮かない。もやもやしている。」という人には本屋に足を運ぶことをおすすめします。

本屋で本を眺めていると必ず気になるテーマの本を手に取りますよね。
検索で探す電子書籍に比べ、本屋では自分が思いもしなかった本に偶然出会う確率が高いです。

そしてそれを能動的に手に取ることができる、自らの手でその本を手に取ることが重要です。
自分はこんなことが気になっていたんだ、と客観的に自分を知ることもできます。

図書館はたくさんの本を無料で借りられるメリットはありますが、最新の本を置いていないことが多く、人気の本は借りられているというデメリットがあります。
そのぶん偶然悩み事から救ってくれるテーマの本当は出会いにくくなることでしょう。
私の場合、調べ物をしたり名作小説や歴史書などを借りるときには図書館を利用します。

占いやカウンセリングよりも本がおすすめな理由

悩み事があったら占い師に頼る同僚がいました。
その人は占い師に毎回30分5000円を払って電話をしていました。
「占い師が来月いい人が現れるって言うのよ」と嬉しそうに話すその人を見て、本人が明るくなればそれもいいのかもしれないけれど、自分の場合はそれでは元気になれないな、と思いました。

その理由の一つに、その時期に求人を眺めることが多かったのですが、未経験可の電話占い師の募集があったのを見ていたことがあります。

カウンセリングは心理学を勉強された方なので効果があると思いますが、きっと誰でもいいわけではありません。
せっかく行っても自分と相性が合わないこともあるでしょう。

身近に本屋さんがあったら、まずはそこに行ってみてほしいです。
その道のプロや、自分の悩みを既に経験した人からの話を聞くことができます。
本の良いところは、簡単に気軽に良質なアドバイスがもらえるところです。

もちろん相性の合わない著者さんもいると思いますが、そのぶんたくさんの本を読めばたくさんの意見の一つとして聞くことができます。
さらに、違う国や違う時代の人から話を聞くこともできるのです。
これだけたくさんの本があれば、きっともやもやに当てはまる本があります。
まずはそれを読んでみてほしいです。

行きつけの本屋は複数持つべき

本屋さんは大型書店から個人店まで様々ですが、そのどちらにもメリットがあります。
大型書店はもちろん取り扱う冊数が圧倒的に多いのがメリット。
人気の本もおいてあるので行きつけの一つに絶対入れておくべきです。

個人書店では取り扱う本を厳選して個性的な棚がある場合があるので相性のいい本屋さんが見つかれば相当ラッキーです。

なんとなく居心地がいい、など理由はなんでも良いのです。
本屋さんをいくつか見つけておくことは、それだけお悩み解決の本に出会う確率が高まりますのでおすすめです。

本で悩みを解決するための注意点

本で悩みを解決するためには大きな注意点があります。

本屋で自分の悩みにぴったりと合う本に出会えたとします。
そしてその本を読むと、少しすっきりとした気分になるはずです。
でもそれだけでは解決していません。

本で学んだことを小さな行動に落とし込んで自分が変わらないと状況が変わらないのです。

ここに気がつくまでとても時間がかかりました。
行動やアウトプットが大事だということは、本当にいろんな本に書かれていたのですが、実際に行動にうつすことができずにいました。

だけど小さくても行動に移せたことが少しあります。
自分を否定しすぎないこと、人と比べすぎないこと、独学で勉強すること、相手にとって悪いニュースを言わないことなど、本を読んでて少し気になって小さな心がけ程度に身につけてきたこと。
それらが知らぬ間に効果がでていることに気がついたのです。

週に3、4冊は読んできたので、もっとたくさんのことを行動にうつしていたらもっと大きな変化があっただろうなーと、少し後悔してしまうほどです。
ですから皆さんには、本からの気づきをぜひ自分の人生に取り入れていってほしいです。