【ケロイド治療記1】7年前にできた胸ニキビがケロイドへ

ケロイド治療記

こんにちは。churion(@churion__)です。

突然ですがケロイド治療記録をつけることにしました。

私の胸には7年ほど前からケロイドがあります。肥厚性瘢痕と診断されたこともありましたが、傷の範囲を超えて大きくなってきたので新しい病院ではケロイドと診断されました。

なぜケロイド治療記録をつけようと思ったかというと、今回ケロイドを治療しようと決心して山のようにケロイドのことを調べた時にケロイドが改善したブログを見たことがきっかけです。

どこかであきらめていたので、治るかも…という感動がありました。
私もその方のように、少しでも同じ悩みを持つ方の希望になれればいいなと思っています。


7年前の胸のニキビが肥厚性瘢痕へ

もともとは小さなニキビでした。それがだんだんと大きくなって小さな蝶ネクタイのようになってしまいました。

ケロイド画像、小さめに載せさせてもらいます。

VネックやUネックはケロイドが見えてしまうから着れないので、ボートネックや首の詰まった服ばかり着ています。

7年前はそれほど気にしてなかったのですが、見た人は決まってぎょっとした顔をして「大丈夫?」と声をかけてくれるので、不快な思いをさせてしまってるのかもと思い、胸の開いた服は着なくなりました。

ネックレスもケロイドに当たって痛いのでつけられません。
そんな小さなきっかけから好きだったファッションにも興味が持てなくなり、決まった格好ばかりするようになっていました。

ケロイド体質について

ケロイドになりやすい体質の方がいて、特に黒人さんに多いと言われているそうです。

私はケロイド体質かな、と考えてみると、いくつか思い当たることがありました。

  • ピアスの穴がしこりみたいに硬くなっている→ピアスを諦める
  • みぞおちあたりに白くなったしこりがある
  • ニキビ痕が残りやすい
  • 小さい頃に転んだ時できた膝の傷が盛り上がった状態でまだ残っている

これらのこともあり、私はもし手術をした場合に手術跡がケロイドになりやすいタイプなんだろうなと考えています。

1度目のケロイド治療は皮膚科

5年前になんとなく皮膚科に治療にかかったこともありました。
ケロイドに貼るテープと飲み薬(リザベン)を処方されたのですが、その時はケロイドに痛みがなかったのでなぜ痛み止めが出されたのかわからず、副作用を恐れて言われた通りに飲んでいませんでした。

皮膚科の先生は「これで治らなかったら液体窒素だね」と言っていたのを覚えています。
液体窒素という響きがこわかったので、ケロイドにまったく変化が起こらなくてももう一度病院に行こうという気にはなりませんでした。


死ぬわけじゃないし…と楽観視していた部分もあります。
ケロイド治療に根気が必要なこともその時は知りませんでした。
そんな感じだったので即効性がないテープの貼り変え作業も続かず、治療を断念してしまったのです。

そこから数年ほっといていたのですが、2年前から胸に痛みが出るようになってきてしまいます。

原因不明の胸の痛み

胸が痛いなぁ。と思うようになってから2年たちます。

常に痛いわけではなく我慢できないほどの痛みでもなかったのですが、場所が場所だけに心臓や乳がんなどが心配でした。

この時ケロイドを疑わなかったのは、皮膚の外側の痛みというよりはズキズキと中が痛んでいたからです。
2年間のうちに内科、乳腺科、循環器科を胸の痛みで受診しました。検査結果はすべて問題なしで安心したものの、胸の痛みはとれないままでした。

今年に入って、胸の痛みで眠れないこともありました。
心臓も乳腺も問題ないし、もしかしてケロイドが原因なのかも…と調べてみたところ、ケロイドにもズキズキとした痛みがあることを知りました。

ケロイドを治す決心

昔はケロイド体質の人は手術しても再発しやすいとか悪化するとか言われてましたが、調べれば調べるほど、今の治療ではケロイドが治せるかもしれないことがわかってきました。

ステロイド注射、液体窒素、レーザー、手術、放射線…と、怖くて痛そうな言葉がたくさん並んでいてちょっと躊躇しそうになりましたが、
2年間悩んでいた胸の痛みが消え、7年間毎日見ていたケロイドが治ったことを想像してみたらものすごく解放された気持ちになって驚きました。

諦めたとは言ってても心をちょっと重くしていたんだな。

普段いろんなことがあって後回しにしがちなこういう問題こそ、丁寧に向き合っていくべきなのかもしれないと思うようになりました。

これから何年かかるかわかりませんが、でっぱりが平らになって、胸の痛みがなくなるまで頑張りたいと思います。

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