こんにちは。churion(@churion__)です。
胸のケロイド治療についてブログを書いています。
前回の記事では塗り薬に変わってからの変化についてお話しました。
前回の記事→【ケロイド治療記11】塗り薬での治療経過
今回は6度目の形成外科に行ってきたのでその話をします。
薬をもらいに行ったつもりが…
塗り薬に変わって以来、そこまでケロイドに変化がなくつまらない治療ブログをお届けしていました。
まあ、長期戦と割り切って2年ぐらいこれを続けるつもりで頑張ろうと心に決めていました。
前回の通院から2か月ほどたち、薬も残り1本になったところで新しい薬をもらいに形成外科へ行ってきました。
先生「ふむ…じゃあ塗り薬からテープに戻しましょうか。」
私「え!テープに戻るんですか?!」
先生「周りに血管が出てきたりしていたのでちょっと弱めの塗り薬に変えていたんですよ。今度は患部より大きく貼らないでくださいね」
私「は…はい!」
前回受診した際に、大きめにはみ出してドレニゾンテープを貼っていたために「貼り方が良くない」と先生に怒られたのでした。
(詳しくはこちら→【ケロイド治療記10】5度目の形成外科へ)
テープになったらまた治り方が早まるかもしれない。
そう思った私は少し治療へのモチベーションが上がって、余計な一言を言ってしまったのです。
私「先生、この赤みもだんだん消えていくんですかねぇ?」
すると先生は
「うーん…もう一度見せてください」と言って私のケロイドを確認し、恐怖の言葉を発したのです。
「もう一回注射してみますか?」
蘇る恐怖
あまりに突然の注射宣言にびっくりしてしまった私は、「え!」と大きな声を出してしまいました。
まさか注射をもう一回やるとは思っていなかったので完全に油断していました。
「テープを貼っていれば赤みはだんだん消えていきますよ〜」という優しいお言葉を待っていたところだったのに。
先生「心の準備ができていないですか?」
私があまりにも嫌な顔をしてしまったのか、先生は断る選択肢を与えてくださったのです。
人気の病院だから次の患者さんが待っている…すぐに選択しなければいけない…
やりたくない…もうあの痛い思いをしたくない…副作用もこわい…
でも治したい…そして変化のないブログよりは変化があったほうが良い…
一瞬で頭の中で葛藤して「お願いします…」と答えてしまっていました。
いざ戦いへ
別室に移動し看護婦さんに言われるまま仰向けになって先生を待っている間、「やっぱりやめます!」と言ってしまいたくなりました。
先生の言っていた通り、心の準備が全くできていなかったのです。
しかし踏みとどまりました。かの岡本太郎は言いました。
「迷ったら危険な道を選べ」
そして、先生がやってきます。
先生「はい、ちくっとしまーす」
ちくっじゃない!私は知っている!どんだけ痛いか!!
と思いながら過去2回の注射を思い出してとてつもない恐怖が蘇ります。
針を刺されると…やっぱり痛い!ん?1回目よりはましかも?でも痛い〜!(泣)
いや、頑張るんだ。これから治療をするブログ読者のためにも治さねばならぬ!!
と心の中で叫んでいました。(本当です)
戦いを終えて(費用など)
先生「はい、終わりです。だいぶ柔らかくなってますね。」
1度目や2度目の注射よりは短かったと思います。そして痛みもましだった気がします。
しかし心の準備が追いつかない油断した中での突然の注射は精神的にこたえてしまいました。
1、2か月後にまた見せにくる約束をしてくらくらしながら診察室を出ました。
費用についてはあまり話してきませんでしたが、今回は診察と注射とドレニゾンテープ3枚込みで700円くらいでした。
注射が苦手な私は大きな手術をしたかのような気分だったので特段安く感じてしまいました。
経過写真(今回はわけあり中止)
いつもケロイドの経過写真を小さく載せているのですが、今回は訳ありで中止します。
注射跡の内出血がひどく、写真をとってみたもののちょっとグロテクスで載せられないなーという判断です。
出血跡が落ち着いてきたらまた載せたいと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ケロイドですがやはりケナコルト注射の威力はすごく、ちょっと変化がありそうです。
前回の原因不明の生理不順などがまた起こってしまったらと思うと少し怖いですが、最後はケロイドを綺麗に治せる治療記録にしたいので前向きに頑張ります。
注射の痛みの感じ方は人によると思うので、これから治療しようと思う方はそんなに怖がらないでくださいね。私は手術や大きな怪我の経験がなくて怖がりっていうのもありますので。
今回はこの辺で。また経過などお届けします。
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